予期不安を撃退する方法

パニック障害専門
コンサルタントの

なおです。

パニック障害で
なにが厄介かって、、、

『予期不安』

なんですよね。

予期不安とは、

「また発作が
起きたらどうしよう…」

「もっと悪くなったら
どうしよう…」

悪い未来を「予期」して
「不安」を増長させる…

そんな思考のこと。

考えてはいけない
考えてはいけない…

頭でわかっていても、、、

どうしても予期不安は
拭いきれません。

そう、パニック障害は
脳内を乗っ取られている状態。

いくら意識で抵抗しても、
正直、難しい…。

予期不安の思考は
ぐるぐるめぐり、

頭から離れてくれません。。。

まだ起きてもいない
悪い未来を想像して、、、

不安を作り出す。

最初に生まれた
小さな不安が、次の不安を
引き連れてくる。。。

気がつけば、
雪だるまのように

どんどん、どんどん…
不安の塊が
大きくなってしまいます。

本当に
つらいですよね。。。

この連鎖を、

少しでも断ち切る
考え方をお伝えします。

それが、、、

============
期待しない
============

期待しない思考を
持ちましょう。

「えっ、大丈夫なんですか…?」
「なんかネガティブじゃないですか?」

僕はいつもポジティブな
メッセージを伝えているので、、、

意外に思ったかも
しれませんね。

でも、これにはきちんと
理由があります。

まず、予期不安には
少なからず“期待”が含まれます。

「〇〇になったらどうしよう」
↓↓↓↓
〇〇にならないことを期待している

そして、期待通り
いかなかった時に、、、

不安が生まれます。
それが大きくなっていきます。

だから…
もう最初から期待しない。

「どうせ悪くなるだろう」

「発作が起きるだろうけど
仕方がない」

悪い未来は、
「起きるものだ」
考えてしまいます。

ポイントは、悪い運命を、
“受け入れてしまう“こと。

いざ、発作が起きたり
不安が大きくなった時は…

「ほーら、やっぱりね」
「そんなこと、分かっていたよ」

と勝ち誇って
しまいましょう。

期待する → 不安を生む → 不安が不安を生む
期待しない → 悪くなったとしても想定通り

この構造を作ります。

ハードルを
あらかじめ下げておく。

そして最初の小さな
不安を生まないこと。

これが『期待しない』の
思考法です。

期待しないでいると、
予想ほど悪くなかった場合、

「あれ?ラッキーだな…」

とちょっとだけ
プラスの感情が生まれます。

この方法は、
不安雪だるまの
最初の小さな雪玉を

生み出さない
ための思考です。

予期不安は何度も何度も
しつこくやってくるので…

その都度、「期待しない」思考を
取り入れていきましょう。

でも、長期的には
希望を捨てないでくださいね。

いつも言っていますが、
正しい知識を持って
正しい行動をすることで、、、

パニック障害は
必ず治せます。

希望は捨てずに、
でも期待はせずに。

いかがでしたか?

今日は、ちょっと難しい
話だったかもしれません。

理解が難しくても
焦ることはありません。

少しずつで大丈夫です。

治るための思考を
身につけていきましょう。

いつも読んでいただき
本当にありがとうございます。

なお

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