パニック障害専門
コンサルタントの
なおです。
あなたは、
パニック障害を持っている自分が
好きですか?嫌いですか?
意見は分かれると
思いますが、、、
「嫌い」と答える人も
多いかもしれません。
「健康な体だったら良かったのに…」
「なんで私だけこうなっちゃったんだろう…」
普通の生活が送れない、
毎日毎日つらい思いをして、、、
自分を呪いたくなる、
そんな気持ちもよく分かります。
でも、、、、
でもね、、、
どうか、自分を
責めないであげてほしいです。
というのも、
パニック発作って、
本当は
『人間として正常な機能』
なんです。
というのも、
人間の脳は意外と単純で、、、
「生きるか」「死ぬか」
しか考えていません。
そして、なんとか生き延びるために
いろんな指令を体に出しています。
パニック発作も、本来は
生き延びるための知恵です。
どんな場面で
使うのでしょうか?
それは、、、
『生きるか死ぬかの
危機的な状況の時』
です。
・目の前に猛獣が現れた!
・車が突っ込んできた!
・重機がこっちに倒れてきた!
とか、、、
この数秒で
生きるか死ぬかが決まる。
そんな時に
脳はフル回転して、、、
生き延びるための
選択をします。
心臓を高鳴らせて
素早く動けるように
全身に血流を送ります。
そして、、、、
「やばい!死ぬ!!!」
恐怖の感情を
最大限に高めて、、、
一目散に逃げれるように
僕らを動かします。
仮に、
危機的な状況なのに
恐怖も感じずに
ボケーっとしていると…
あっという間に
死んでしまいますからね。。。
そのようにして
生きるか死ぬかの瞬間で
なんとか生き延びれるように、
設定されているんですね。
だから、
恐怖の感情や動悸などの
パニック発作は、、、
人間の本来の機能で、
悪者ではないんです。
僕らの命を
守るために働いています。
だから、
パニック障害持ちでも
健常者の人でも、
どんな人にも
備わっている基本設定です。
ただ、、、
僕らを苦しめる
一番の問題は、、、
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安全な日常生活の中で
間違って出てきてしまう
===================
これがパニック障害の
厄介な原因。
・エレベーターの中
・車を運転している時
・電車の中
・人混み
全然「生きるか死ぬか」の
状況じゃないのに、、、
この反応が、
出てきてしまう。。。
それがパニック発作の
正体です。
脳が“誤作動”を
起こしている状態です。
この誤作動さえ
起きないようにすれば、、、
パニック障害は克服できます。
だから、
僕らにできることは、、、
パニック発作を起こす自分を
責めないこと。
体は、命を守ろうと
必死に反応しているんです。
パニック発作を
起こしそうな時は、、、
「命を守ろうとしてくれて
ありがとうね。
でも、ここは安全な場所だから、
発作を起こさなくていいんだよ」
自分の体に感謝しながら、
なだめるように語りかけてください。
本当の原因を知り、
自分の体を労ってあげる。
それだけで
少しだけラクになれますよ。
今日もブログを読んでいただき、
ありがとうございました。
パニック障害は
必ず治せる。
なお